2月20日(土) 三年生は学年行事として、 富士ゼロックススーパーカップ観戦を実施しました。 横浜日産スタジアムにて、 現状の日本最高峰のカード、 J1王者 サンフレッチェ広島 VS 天皇杯王者 ガンバ大阪。 朝には晴れ間もありましたが、 どんより曇りはじめたAM10:20西葛西駅集合です。 慣れない電車移動で乗換え3回。 途中、暑い、喉乾いた、腹減った、ガム食べたい。。。 「あれ?腕時計が無い!」と荷物をひっくり返す子。 地ベタにPASMOを落っことしたまま気が付かない子。。。 色々有りながらもギリギリのところで踏みとどまり、 新横浜駅になんとかたどり着いた頃には空から冷たいものが。。。 人の流れに合わせて進むこと15分。 眼前にそびえ立つスタジアムの大きさに、 子供たち一同、お上りさん状態で口半開きで上を眺める。 チケットを手にいざ入場。 初めて?の手荷物検査に戸惑う子供たち。 悪いことしてなくてもドキドキするのは大人も一緒だから大丈夫。 そして、いよいよ。。。 着いた席からの眺めに感動!! 「江戸陸と全然違うねっ♪」 雨の中繰り広げられる両チームサポーターの熱の入った応援を聞きながら、 1階屋根付きのバックスタンドほぼ中央にて、 思い思いに選んだスタジアムグルメに余裕で舌鼓。 選手が入ってきて試合前練習開始。 子供たちは目もくれず貪り食べる。 そしていよいよ選手入場。 佐藤寿人、青山、浅野、遠藤、今野、宇佐美だぁ~! 国歌斉唱はTM revolution 「消臭力~!」と大人には盛り上がるポイントが読めない。。。 試合は前半膠着状態も後半に入り一気に動く。 佐藤寿人のクロスへの飛び出しから泥臭いゴール! 直後に交代した浅野がPKを決め、ジャガーポーズ!! でもバックスタンドだから背中からしか見えない。。。 2-0で「ガンバ、ガンバレ~!」と子供たち大合唱。 親父ギャグと言われる境目は何歳からなんだべか? コーチ心の中で自らに問いかける。。。 そんな子供たちの思いが通じたか、 ガンバのエース宇佐美、きれいなヘッド!で一点返す。 盛り上がりを見せる場内。 続く「ガンバ、ガンバレ~!」の大合唱。 親父ギャグの反復ほど痛々しいものは無い。 気を付け始めたのはいつの頃からだったべか? コーチ心の中で自らに問いかける。。。 答えが出せないままのその時、 サンフレッチェ、ピーター・ウタカの強烈なミドルが突き刺さり、 「ウオ~!!」「スゲェ~!」 終わってみれば3-1. 昨季J1王者サンフレッチェ広島、今年も強い!! たくさんの感動と思い出を胸に、、 降りしきる雨の中帰路につきました。 この企画を思いついたとき、 正直「ちゃんと観ていられるかなぁ。。。」と心配なところもありました。 が、子供たちは90分間、思いのほか真剣に集中してピッチに目を向けており、 良い意味で裏切られた気がしました。 何より、雨の中、慣れない団体行動での電車移動と歩きを、 頑張って成し遂げ、翌日の練習に全員参加してきたことに、 子供たちの逞しい確かな成長を感じ取ることが出来ました。 子供たちにとって印象深い貴重な経験になったのではないかと思います。 将来「2016の大会はみんなで行ったっけな~」なんて思い出すことがあればうれしい限りです。 ご協力いただきました父兄の皆様方にも感謝いたします。 どうもありがとうございました。 (文:3年生コーチ)